こころhalohalo

アイスが溶けないうちに…

Netflixでジブリを見る

 

ときどきジブリが無性に観たくなる

 

日本で視聴しようとしても基本はレンタルするか、金曜ロードショーで放送されるのを待つしかない。

 

フィリピンに帰って、暇つぶしにiPhoneNetflixアプリを開いた。

 

馴染みのある画に、英語のタイトルが書かれたジブリ作品。

 

(え?ジブリって見れるの?!配信スタートしたんだ!)

 

日本ではなかなかお目にかかれないジブリ作品の配信に歓喜して、日本にいる姉にLINEを送った。

 

私「ネトフリにジブリある!!」

 

興奮してそう送ったけど、姉には見当たらないと言われる。

 

そう言われて調べてみたら、

 

日本でNetflixを契約してたとしても、

海外に滞在中は 、IPアドレスによって日本にいないと認識されて、自動的にその国向けのコンテンツが配信されるようになるらしい。

 

なにか設定を変えたわけでもないのに、自動的にコンテンツが変わるってすごい。

 

日本で見てたアニメの続きは、日本語で普通に見れる。

 

昔はよく、フィリピンでDVDをレンタルして家族で見た。海外ドラマや映画のDVD化が日本よりも早いから、日本では見れない映画を一足早く見れて嬉しかった覚えがある。

 

今は、動画配信サービスで世界中どこでも

公開と同時に好きな言語で試聴できるのは本当にすごい。

 

 

さて、なにから見返そうか. . . . .

 

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学んだ外国語を試しに使ってみる瞬間

#5年ぶりに帰った第二のふるさとフィリピン

 

私は英語やタガログ語がペラペラというわけではない。

小さい頃からよくフィリピンに行っていたから、カタコトなタガログ語を話せる程度。

 

日本にいる時は、時々フィリピンが恋しくなってフィリピンのながーいシリーズもののドラマを見ていた(100エピソード越えは普通で1話30分くらい)

 

ドラマを見まくっていると、なぜだかその言語を話せる気になる。

 

だけど、実際にフィリピンにいると家族の会話にはてなが浮かぶことが多い。

 

よくAno?とかAnong ibig sabihin niyan?と意味を聞くことがある。

 

生活する中で、分からない単語を毎回聞くわけにはいかないから聞き流すこともある。

 

なんとなく、こういう意味かな? とただ予測するだけ。

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6月のある日、18歳の姪とフィリピンの慣れないキッチンで料理をしていた。

 

火の付け方、調味料や道具がどこにあるかも分からないから全然料理が進まずもどかしい。

 

レシピを見ながら自力でフィリピン料理を作ってみようとしたけど、フィリピンに住む姪にとってはそのレシピと自分の作り方が違うらしい。

 

とりあえず、姪の指示に従うことにした。

 

f:id:halococo:20230716145622j:image二人だけで市場に買いに行った鶏肉。

 

 

キッチンに戻ったが、正直処理の仕方が分からない。

 

姪が鶏肉を指しながら 「 Himay していい?」と疑問文で私に話しかける。

 

よく意味が分からなかったけど、お任せモードの私はとりあえず頷いた(笑)

 

その後、鶏肉を細かく裂きはじめた。

 

なんとなく意味が分かった気がした。

 

f:id:halococo:20230716142052j:imagesopas ソーパス=マカロニや鶏肉、野菜が入ったスープ

 

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別の日、15歳の従弟 A君 とお昼ごはんを食べていた時

 

おかずの切り方が大きいのか食べづらいらしい。

 

 「 Himayすれば?」って言ってみた。笑

 

いや、めんどくさいからいいや。

 

A君らしい普通の返事が返ってきた。

 

いつも通りの他愛無い会話に見えるでしょ?

 

でも、10秒巻き戻してわたしの心を覗くと

 

人生で初めて使う単語に、ちょっとドキドキしてるのが見える。

 

べつに料理の後、辞書でその単語を調べたわけではない。

自分で予測した意味が合ってるか定かではない。

 

はんぶん賭けみたいな気持ちで発した初めての単語。

 

A君も、私が  “himay” って単語を初めて使うだなんて知らないから、文章がおかしくなければ普通の返事をする。

 

 

こんな自分の中のちょっとしたゲームがおかしくて、ブログに残してみた。

 

 

まだ子どもだと思ってた従弟から将来の話を聞いて

#5年ぶりに帰った第二のふるさとフィリピン

 

最後に戻った時は、9歳とか12歳だった従兄弟たちが、いつの間にか大きくなってた。

小さい頃、久しぶりに会う親戚たちに「大きくなったねぇ〜」と会う度に言われてたけど、本当にその通りだ。

 

 

子どもながらに気を遣って、正直誰か分からない大人になるべく愛想よく返事したな〜なんて過去の自分の記憶が浮かぶ。

 

 

とは言っても、その従兄弟たちはまだ14歳とか17歳。

日本ではほとんど子どもと関わることがないからか、10代のうちは遊びや学校の宿題、恋愛で頭がいっぱいなのが普通だと思ってた。

 

でもある日、そのいとこたちと二人だけで話すことがあった。

 

 

  • いとこ B君 14歳

学校では皆勤賞で成績もいいらしい

ちっちゃい頃から、女の子っぽい動作があって体が柔らかくてダンスが上手な男の子。

 

母と叔母の用事に付き合わされた私とB君、

待ち時間にカフェで時間を潰してた時

 

そのカフェには何冊か本が置いてあった

 

大人になって自己啓発とかエッセイ本が好きな私。

 

IKIGAI

馴染みのある言語がタイトルのこの本をつい手にとった

 

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B君も私と同じように別の本に手をのばす

 

本なんて興味あるのかな?

スマホいじったり遊んでる姿しか見たことなかったからか、勝手にそう思った。

 

本を指さして、

僕この言葉が好き。

 

本の気に入ったフレーズをいくつか教えてくれた。

 

本を通してはずんだ

私たちの予想外の会話にちょっと驚いた。

 

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そこからいろんな話をして、、

将来の話もした。

 

フィリピンで仕事とか将来の話を聞くと、

 

よくmahirapって言葉を耳にする。

mahirap=難しい、貧しいって意味

 

フィリピンの情勢や鉄道延伸計画についてスラスラ話す姿にまた驚いた。

 

 

B君は、シェフになりたいらしい

 

尊敬する人とか、こんな風になりたい!みたいな人っているの?って聞いてみた

 

僕は僕。誰かと比べるより自分がなりたいものになれればいいんだ。

 

自己肯定感が低い私にとって、その答えが羨ましくなった。

 

次またフィリピンに来て会えるのっていつだろうね。

今度会う時は、お互いの話したことが叶ってるといいねってハイタッチした。

 

 

 

ー おまけ ー

 

カフェに置かれた本に付箋が貼られてる、、、

それを開くときちょっとどきどきした

何百ページとある中の1ページにだけ貼られた付箋

 

この本を読んだ誰かが

その一行に感動したのか、気づきを得たのか

 

それをこっそり共有してもらった気がしてなんか心がわくわくした

 

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Ikigai: The Japanese Secret to a Long and Happy Life

 

ー 長生きの秘訣は心配しないこと。そして、心を若く保つためには、心を老けさせないことだ。

 

ー不安を避ける最善の方法は、通りに出て人々に挨拶することです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの頃に戻りたいという感覚

 

最近、子どもの頃は楽しかった、あの時に戻りたいなという気持ちになることがよくある。

 

仕事を辞めて5年ぶりに帰った私の第二のふるさとフィリピン

 

学生の頃は、夏休みに帰って1ヶ月ずっとフィリピンにいた。

数えきれないほどの家族がいて、小さい頃の私にとって同年代のいとこたちは、私のベストフレンドみたいな存在だった。

 

とにかくみんなとたくさん遊んだ。

親からは、なんでそんなくだらないことで大笑いできるのかって言われるほど一緒に笑った。

 

あの頃は、スマホも持ってなくて

家の中で手遊びして、外でかけっこしたり…

フィリピンの流行りの曲を教わってダンスして…

日本のハマってる曲を教えて一緒に歌ったり…

西野カナのBest Friend、miwa の片想いとか(笑)]

 

私たちの間に隠し事はない。

気になる人ができたら写真見せ合って

時には、家庭内のゴシップを教えてもらったり(笑)

子供部屋にこもってたくさんおしゃべりした。

 

便利なツールは持ってなくても、一ヶ月があっという間に過ぎるほど私たち子供にとって濃厚な時間だったんだと思う。

 

それだけたくさんの思い出に溢れた大好きなフィリピン。

ほんっとうにまた帰れる日を楽しみにしてた。

 

空港には帰るたび、たくさんの家族が手作りのウェルカムボードと風船を持って迎えてくれる。

だからこの瞬間が好き。会いたかったみんなに歓迎されてハグする瞬間が。

 

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26歳になって、仲良しだったみんなも大きくなった。

 

空港に迎えに来てくれた家族の中に、仲良しのいとこがいない。

 

自分自身、大人になって色んな事情を抱えるように、

 

仲良しだったみんなも

家庭を持って子育てに忙しくなったり…

昼夜問わずコールセンターの仕事をしたり…

海外で素敵な旦那さんに出会って暮らしてたり…

 

私が自分勝手に求めてたフィリピンへの期待が、

少し寂しく心の中で弾ける感覚だった。

 

もうあの頃には戻れないんだ、、、

 

時間を気にせずくだらないことで笑い合えたあの頃がすごくすごく恋しくなった

 

みんなはもう遠いところにいて、自分だけ昔の記憶にしがみついてとり残されてるみたいに。

 

だけど大人になった私は、この心の感情はみんなに見せずいつも通り生活する。

 

この気持ちに慣れるには少し時間がかかりそうだけど

 

それだけ素敵な時間を過ごせてたってことだよね

 

 

 

 

今では、 i miss you :) が私たちのお決まりのやりとりになった...💌

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halohaloって知ってる?

 

私のブログにたくさん出てくるこのHalo-Haloとは。

 

正解はフィリピンのデザート

 

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かき氷みたいだけど、フルーツとかゼリー・甘いシロップを【ごちゃ混ぜ】にミックスしたもの。

とにかく甘くてカラフル。

ウベと呼ばれる紫芋のアイスがトッピングされていて、甘いけどこれがおいしい。

 

昔、ミニストップで販売されてたみたいだから日本でも知ってる人は多いのかな。

 

1年中暑いフィリピンでは、ファーストフード店でも人気のデザートとして販売されてるほど国民に愛されてる。

 

ところで

 

なんでこのHaloHaloをブログの名前にしたのか

 

はじめての投稿だし、悩んで付けた名前だから少しだけ語ってもいいよね?(笑

 

母のふるさとフィリピンに滞在中にブログを始めたから、海外での生活も記録にしたい…

毎日毎日、しゃぼん玉みたいに色んな気持ちとか考えが浮かんで消えてくこの心も日記にしたい…

 

ごちゃ混ぜな心の中ってHalo Haloに似てる!ぴったりじゃない!?って、

自己満足に溢れたこのネーミングを忘れないようにメモまでとった私(笑

 

周りから「深読みの天才」って言われるほどの思考回路。

感じた気持ちをぶかっこうでもそのまま言葉にするつもり。

 

これから記録していく はろはろな心 を少しでも共感してくれる方がいたら嬉しいです🍒

 

機会があればぜひHalo-Halo食べてみて。